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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年9月22日土曜日

追憶 214

その日は一日、素敵な気持ちの中で仕事を終えることができた。
それから、巨大な白い龍を見ることはなかったが毎日のように大きな意思を感じる。
まるでその意思がわたしの心の扉をノックしてくるようであった。
わたしは海に出ることが嬉しかった。
それは、海に出ればあの意思を感じることができたからである。
大きな意思はわたしを包み込んでくれた。
母なる自然に包み込まれているような、そんな雄大な安心感を感じるのである。
北灘湾に生きるすべての命と何の隔たりもなく一つに包まれているような、そんな感覚であった。
今まではこんな風に感じたことなどなかった。
わたしは一人で「すべての命はひとつに繋がっているんだなぁ」なんてことをぼんやりと考えていた。

ある日の瞑想中、わたしは一人で部屋にいたのだが、部屋の中では初めて海で毎日のように感じるあの意思を感じた。
わたしはいつもと違う感覚に多少戸惑ったものの、その意思を辿ってみることにした。

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