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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2012年9月27日木曜日

追憶 219

白龍神は飛び去っていってしまったが、わたしは自らの中に白龍神の加護を感じることができた。
白龍神と出会ってから、わたしの心の中には今までにはない安心感が存在するようになったのである。
わたしにとっての加護とは安心感である。
わたしは神に助けてもらおうなどとは考えない。
苦しみを取り除いてもらおうなどとは思わない。
人間は「ジタバタ」しながら生きて、困難や苦悩にぶち当たることが大切であるように思えるのである。
ある意味、地を這(は)うように生きることこそが、人間を高めてくれるのだと思う。
だから、神の加護がわたしの問題や壁を取り除くのならば、きっと神など無能である。
しかしながら、神の加護が苦しみからの離脱だと考えている人は多い。
そのため、大抵の人は苦しみを遠ざけようと神に祈るのである。



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