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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年7月6日月曜日

追憶 1029

悶々(もんもん)とした気持ちと吐き気を抱えて帰ることにした。
Nの両親にも電話で事実を伝え、日を改めて謝罪するようにした。
Nを送り届け、帰宅すると父がいたので、事故のことを簡単に報告した。
父は心配していたが、仕事のことは話さなかった。
きっと、被害はなかったのであろう。
母に礼を伝え、独り自室にこもる。
カーテンを閉めると、暗闇がわたしを包んだ。
暗闇がのしかかるように急激に身体が重くなり、わたしは倒れるようにしてカーペットにうつ伏せた。
わたしの精神的な疲労は、限度を超えていたのだろう。

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