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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年7月10日金曜日

追憶 1033

純粋な気持ちは、わたしを利他的にさせた。
これは、誰もが同じなのではないかと思う。
特に日本人(遺伝子、文化、歴史的に見て)であれば、そのようになると思える。
わたしたちの純粋な気持ちの中には、相手を思いやる愛情が備わっているのである。
純粋な気持ちであれば、わたしは相手を助けたいと感じるのだ。
そのような視点で眺めた時には、状況に対する印象は違ったものになってくる。
恨みの感情をぶつけてくる相手であろうとも、愛おしく思えてくるのである。
これは、不思議な感覚ではあるが、純粋な気持ちによって思い出されるのだから、こちらがわたしたちの本質なのではないかと思えるのだ。
今日の資本主義、利益追求型の(劣等)社会においては、相手を思いやる気持ちは優遇されず、相手から多くを奪うことに比重を置いているような印象を受ける。

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