恨みの感情によって、老人と女はこの世とあの世の間に束縛されているのである。
それは、中途半端な立ち位置であり、ここに長くとどまると人格が損なわれ、やがて黒い煙のようになってしまう。
狭い空間に閉じ込められると、やがて精神の崩壊が起こるのと同じようなものではないだろうか?
わたしがゲップや叫び声によって吐き出す破滅的な意識である黒い煙は、破滅的な思想と霊体の集合体ではないかと推測するのである。
このままの状態であれば、いつか男性も引き入れられ、その苦しみが増すことによって更に闇が深まる可能性があるのだ。
わたしにはそれを避けなければならない理由がある。
わたしの目的は少しでも多くの人や霊を苦しみの中から助け出すことである。
そのために、ここにいるのだ。
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