わたしは破滅的な状態にある霊を嫌悪したことはない。
寧ろ、好感を持っている。
わたしがこの道を目指した動機は、霊が好きであったからである。
そのため、わたしが破滅的な意識に取り込まれるということはない。
多くの人が霊と聞いただけで恐怖し、嫌悪を以て拒絶するが、そのやり方では争いを生み出すだけであり、互いに苦悩の中に沈むことになるのである。
それでは、問題の解決には至らないのだ。
わたしが思いやりを以て向き合うと、すべての顔がわたしに向いた。
そして、そのすべての顔が涙を流し始めたのである。
わたしはとても可哀想に思い、より大きな愛情によって向き合うのであった。
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