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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年4月4日土曜日

追憶 936

次の瞬間、視界を真っ白な光が埋めた。
まるで光が爆発したようである。
それによって、破滅的な意識は大量の光の粒となった。
それを照らすように天が開くと、わたしは光の粒に息を吹きかけた。
すると、光の粒は一斉に天を目指すのであった。
光の粒が収まるのを待って、天はその扉を閉じた。
次に現れた視界には、A子の背中に寄生するものの姿が鮮明に示されていた。
それは、様々な人の顔が集まったもので、それぞれが様々な表情を浮かべているのである。

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