しかし、肉体の本能的な反応はどうしようもない。
自律神経はわたしの言うことを聞き入れないのである。
そのため、肉体的な反応を超越する精神力によって”気にしない”ことが必要である。
多くの人は肉体の本能的な反応によって判断を下すが、肉体を完全に扱うことは不可能である。
心臓の鼓動を止めることができるだろうか?
細胞分裂を食い止めることなどできないだろう。
人が霊的な存在から受ける印象に対する反応を無にすることはできないと思えるのである。
ポジティブであろうと、ネガティブであろうと、反応するのが自然なのである。
そのため、無理に反応を制御する必要もなければ、荒行(あらぎょう)などの”虐め”によって、感覚を殺す必要もないのである。
肉体が本能的な反応を示すのであれば、それはその通りにさせるべきなのである。
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