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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年4月29日水曜日

追憶 961

この男が生きていた時代は、現代よりもある種攻撃的な時代であったのではないだろうか?
現代よりも優れたところはたくさんあるには違いないが、現代の方が情報が多い分、偏見は少ないのではないかと推測する。
イメージとしては、武士は”頭が固い”というのがわたしの中にはある。
現代の思想体系が優れているなどとは決して思わないが、昔に比べると幾らかの柔軟性を持っていると思えるのだ。
現代のわたしたちが許せることも、男には許すことができないという可能性はあるだろう。
男は30代であろうか?
精神的な成長は人それぞれであろうが、現代よりも大人としての自覚があったであろう時代の30代が、簡単に恨みの感情に固執(こしゅう)するであろうか?
現代の人間でもそういうことはあるだろうが、特別なことがなければそうはならないだろう。
男が生きていた時代には、何かしらの衝撃的な出来事があったであろうが、それにしても、何かしらの偏見を所有していたことは事実であろう。

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