Nは霊を信じていないようであった。
その文面から、人を小馬鹿にした印象を受けた。
わたしはそれを気に掛けない。
なぜなら、Nが霊を否定しようとも、わたしには何の関係もないことであったからだ。
Cさんは時々わたしの「光の仕事」に顔を出した。
この時は来たい人は勝手に来ても良いという状態だったので、一晩に20人くらいの人で部屋は一杯になっていた。
わたしは力不足でありながらも、精一杯に仕事をこなしていた。
ところで、CさんとNは仲が良かった。
母娘とはそういうものなのかもしれない。
NはCさんからわたしの仕事のことを聞いていたに違いない。
ある日、CさんがNも光の仕事に連れて行きたいとの要望があった。
わたしはそれを嬉しく思い、快く承諾した。
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