その日、Nは笑顔の中に疑いと興味、そして緊張を隠してやって来た。
Cさんは慣れたもので落ち着いている。
わたしはいつもと同じように二人を招き入れた。
(その他に多くの人がいたが割愛する)
Nは笑顔の可愛いどこにでもいる普通の中学生である。
わたしにとっては友人であるCさんの娘であり、霊や天使を信じていない唯物論者だった。
わたしは霊や天使を信じている唯心論者である。
わたしたちは違うものを信じて生きていた。
しかし、わたしも元は唯物論者である。
わたしの場合は知らなかったというのが理由である。
知らないから、信じるもなにも無かったのだ。
わたしのような人が一般的であるだろう。
多くの人が霊や天使に出会うことも、それ等がどのようなものであるのかを知ることもなく生きているのである。
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