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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年8月22日金曜日

追憶 713

それは、その選択が最善だと思ったからである。
考えてはいなかったが、自身の心がそうさせるのであった。
わたしは我慢していた。
心に突き刺さるものは耐え難い程の苦痛であったが、これはわたしが受けなければならない試練であるのだ。
これをしなければ展開することの無い状況があるのである。
そのことを理解して、わたしは耐えているのである。
少女は、有りっ丈の感情をわたしにぶつけたに違いない。
それは、少女の頬に一筋の光が走るのを見たからである。
わたしはその涙が救いであることを理解した。

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