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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2014年8月23日土曜日

追憶 714

少女の瞳から涙が零れ落ちた時、わたしは少女のいる空間に歩を進め、少女を抱き締めた。
すると、強烈な吐き気に襲われて、黒い煙のようなものがわたしの口から吐き出されるのを見た。
人差し指と中指を使って光の杭を作り出す。
それを空中に浮遊している黒い煙のようなものに投じた。
光の杭が黒い煙のようなものに突き刺さると、それはキラキラと輝く光の粒となって天に帰った。
わたしはそれを見て嬉しくなるのであった。
少女を見ると、わたしの腕の中で安らかな表情を浮かべて眠っているようであった。

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