これは、大天使ミカエルからのNに対する仕事の準備が整ったという合図である。
	わたしは自分勝手には仕事をしない。
	必ず、わたしの守護者である大天使ミカエルの合図を待ち、彼の思うことを実現するために働くのである。
	わたしの言葉を聞いて少しだけ肩を震わせたNは、緊張した面持ちで背中を向けて座布団に腰を下ろした。
	Nの後姿を見て、わたしは嫌な気分になった。
	それは、心の中にNがわたしを嫌っているのではないか?という思いが現れたためである。
	わたしの心は疑いに満ち溢れていた。
	それを受けて、わたしはNのことが嫌いになりそうだった。
	
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