その影(苦しみ)を取り除くためには、道徳的な教育、精神的な安らぎは必要である。
しかしながら、道徳的な教育(知識)だけで取り除くことができるほど、その影、人の苦しみは優しいものではないのである。
もしも、道徳的な教育だけで人を救うことができるのであれば、わたしの心が影を背負い、苦しむこともなかったであろう。
もちろん、Yも精神的に滅入ることもなかったであろうし、保健室登校もしなくて済んだのではないだろうか?
もちろん、教育だけで救われる人もいるだろうが、わたしはそうではなかった。
人の心は意識である。
それは意識的な影響力に囲まれている。
人の意思や霊的な存在などの目には映らない意識的な影響力を受け続けている。
建設的で、ポジティブな意識からの影響力は、人の心やその状況をより豊かなものにしていく。
破滅的で、ネガティブな意識からの影響力は、人の心やその状況を乏しいものにしていくのである。
これは、肉体的、物質的な動きと全く同じである。
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