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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年10月14日日曜日

追憶 2198

傲慢(ごうまん)に陥った老人が、自分を改めることは難しい。
それは、そのような方法によって、これまでを生き延びることが出来たからだ。
生き延びることが出来るということは、その生き方が正しいという誤解を生じさせるのである。
住職は決して、人の意見を受け入れないだろう。
それは、自分が正しいと思い込んでいるからである。
これは、厄介(やっかい)な病だ。
我が儘(まま)に育てられ、視野の狭い人間を、更生することは難しい。
それは、これまでに物事が思い通りに進むという体験を繰り返して来たからだ。
そのような人間は、騒げば主張が通ると思い込んでいるのである。

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