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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年10月1日月曜日

追憶 2185

"普通"の人の行為ならば、わたしは何の疑問も持たなかっただろう。
わたしが疑問を抱いたのは、これが仏の道を志す人の行為だったからである。
"枯れ木も山の賑(にぎ)わい"という言葉がある。
少し解釈は異なっているかも知れないが、この世界には自分にとって都合の良いことばかりが実現する訳ではない。
どちらかといえば、自分にとって都合の悪いことの方が多く実現するようにさえ思える。
この世界には、都合の良いことと、都合の悪いことの両方が存在して自然であり、それが豊かさを成り立たせているように思えるのである。
自分の都合で見れば、世界は歪んでしまう。
枯れ木を許さなければ、山は豊かさを成り立たせることが出来ないのである。

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