宗教を信仰している人達は、そこに気が付いてはいないだろう。
"神"の側にいることが、"神"や自分のためになると信じているのではないだろうか?
"神"の側にいることが重要であるのならば、わたし達がこの地上に生まれる必要などないのである。
天国?の方が余程"神"に近いだろう。
しかしながら、わたし達は"神"を離れて地上に生まれなければならなかった。
それは、"神"から離れることが必要だったからである。
親元を離れることが出来ない子どもは、世の中の役に立つことが出来るだろうか?
人が世の中の役に立つためには、自立心を育てなければならないのである。
依存心を抱えている人には、自発性がなく、想像力の無い、誰かに従うだけの人になってしまうだろう。
誰かに従うことによっても、立派に世の中の役に立つことは出来るだろうが、各々(おのおの)がより良い提案をした方が良いと言えるだろう。
宗教の教えに従っているだけであれば、この世界への理解を深めることは出来ない。
それは、偏見や誤解を強めるだけなのである。
偏見や誤解を抱えている人は、役に立つどころか、足を引っ張ってしまう可能性の方が高いだろう。
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