人は、意識の過程に反することは出来ない。
多くの人は、環境や状況や他者に変わることを求めるが、それが不可能であることを理解しなければならない。
例え、環境や状況や他者が変わることがあったとしても、自分の意識の過程が変わることはない。
自分という存在は、環境でも状況でも他者でもない。
それは、自分というある意味では他から切り離された限定的な存在なのである。
限定的な存在である自分には、自分を変えることしか出来ないのだ。
多くの人は、例えば、大金が手に入ったら、抱えている多くの問題が解決し、幸福を得られると思っているようであるが、現実はそのように都合の良いものではない。
自分の意識が変わっていなければ、大金を手に入れることによって、却(かえ)って問題を大きく悪化させてしまうというのが現実的なのである。
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