光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2017年1月26日木曜日
追憶 1599
わたしがここにいる理由は分からなかったが、次第に心が静まるのを理解した。
わたしはざわついた心を静めるためにここにいるのであろう。
それを理解すれば、心を静めることに集中すれば良い。
わたしは瞼(まぶた)を閉じて瞑想を始めた。
暗闇の中に誰かの救援が聞こえる。
か細い声は、風の音に掻き消されそうであった。
暗闇に吹き抜ける風は、不気味な生暖かさを従えていた。
わたしはその風が頬(ほほ)に触れることを嫌った。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿