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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年1月11日水曜日

追憶 1584

以前に誰かがこの場所で何かを信仰していたのであろう。
それは狐か、山の神様であろか?
その社は自然に溶け込んでおり、何の違和感も感じない。
寧(むし)ろ、自然美と人工美が上手く融合しているように思えた。
この社は山道の子どもと関わりがあるのだろうか?
あの子どもは狐だったのか?
山の神様だったのであろうか?
答えは見付からなかった。
見渡しても誰もいなかった。
近くには、畑の名残りである苔生(こけむ)して崩れ掛けた石垣があるだけで、目立つものは何も無い。
何の変哲もないただの森である。

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