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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年1月22日日曜日

追憶 1595

海藻もアサリも減少した。
人間の欲望(恐怖)は、自然環境に対して過度な介入を強いている。
人々は自然に対する尊敬(そんけい)を忘れているのだ。
そこに存在する神々や精霊に対する配慮も持ち合わせてはいない。
目に見えないものを蔑(ないがし)ろにするのであれば、可能性は絶たれてしまう。
多くの魚が泳いでいるからといって根刮(ねこそ)ぎにするのであれば、魚がいなくなるのは当たり前のことなのである。
山の頂上まで杉林で覆うのであれば、生態系は崩れてしまう。
崩壊は目に見えない形で進行するが、それを認識する頃には手遅れなのである。
友達であろうとも、過度な介入は問題を引き起こす。
親しき中にも礼儀ありということなのである。

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