わたしは二人に結婚はしているのかと尋ねた。
若い方の女性は結婚していないという。
年配の女性は結婚していると言った。
そこでわたしは、結婚していると言った年配の女性に子どもがいるかを尋ねた。
すると、年配の女性は一人息子がいるという。
息子は既に成人しており、営業の仕事をしているのだという。
そこで、わたしは彼女達に車の例え話をした。
車を運転するということは、人を殺す確率は五分である。
いつ人を殺すか分からないのである。
それは、車を運転するすべての人に共通することであろう。
「あなたは悪魔や殺人犯、暴力や争いが悪いと言いましたが、あなたの息子が車で人を殺したらどうしますか?明日にでも、あなたの息子が人を殺すかも知れませんよ?相手が急に飛び出してくるかも知れません。その時に、それを悪魔のせいにしますか?殺人犯だとして息子と縁を切りますか?車で人を殺すことは暴力ではありませんか?後に遺族と争うことになりますよ?遺族に対して、”悪魔のせいであなたの家族は死にました”と伝えるのですか?あなたは人殺しの息子を愛することをやめますか?もしも、このような状況に陥ってしまったらどうしますか?」
わたしの言葉に対して、彼女達は明らかに動揺していた。
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