厳密に言えば、自分のための欲求(夢)も実現する。
しかしながら、それは”張りぼて”に過ぎない。
実質の無い実現であると言えるのである。
それは、遺産相続や宝くじによって得た不労所得のようなものだ。
どれだけの不労所得を得たとしても、因果の仕組みが働いて、相応しい形に調整されてしまう。
経済力に乏しければどれだけの所得を得たとしても、簡単に破産してしまう。
何かを得たとしても、その人の”徳”の量に比例した結果を受けることになるのである。
そのため、自分のための欲求が実現したとしても、それがその人に相応しい形に調整されるのだから、実現していないのと同じなのである。
もしも、わたしが彼女と交際することができたとしても、間も無く何かしらの理由によって破局していたはずである。
実質の無いものにどれだけ入れ込んでも、残念ながら価値がないと言えるだろう。
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