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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年11月27日水曜日

追憶 445

わたしは目の前の見えない壁に恐れを抱き、それと向き合おうという気持ちを持ちながらも背を向けていた。
自分自身で求めていたにもかかわらず、いつの間にかに消極的な気持ちが芽生え、自分自身に自信が持てなくなっていたのである。
これは、物心ついた頃からの習慣である。

わたしは幼い頃から人とは違う性質を持っていた。
わたしは皆と同じようにすることができなかった。
大人の言い付けを聞いたり、それを守ることもできなかった。
それに、皆のように「いい子」でいることもできなかった。
他人の気持ちを理解することもできなかったし、大人の言う良いことと悪いことも理解することができなかった。
注意が散漫で、状況に関係なく思い付いたことを思い付いた通りに実行していた。
そのため、わたしは同じ子どもや周囲の大人から反感を買っていたことだろう。
わたしはいつも大人(教師)に叱られていたのである。


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