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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2013年11月26日火曜日

追憶 444

どのような天分に恵まれていたとしても、人は努力重ねて失敗し、更なる努力と工夫を積み重ねることによって更に失敗していくものであるだろう。
わたしが難しい状況に対して恐怖を感じているのは、失敗することを恐れているからであろう。
失敗することによって、悪い状況が手に入ると信じているからこそ、恐れているのである。
わたしにはこの世界のルールがどのようなものであるのか分からないが、失敗を積み重ねることによってのみ、それを理解していくことができるのであろう。
人が失敗するのは、当たり前のことなのである。
考えてみると、わたしは言葉を話すことも歩くこともできなかったのである。
幾度となく失敗を積み重ね、ようやく少しだけできるようになったのだ。
わたしがしなければならないことは、失敗を恐れずに突き進むことである。
人は完璧ではない。
人は万能ではないのだ。
どのような人も失敗しているのである。
しかもわたしはまだ、この状況に対して失敗すらしていない。
わたしはこれより先に失敗するのである。
まだ実現していないことを恐れているのは愚の骨頂であるだろう。

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