多くの人は、傲慢(ごうまん)という炎に焼かれている。
それはとても苦しいことである。
多くの人は、その苦しみを認識してはいるが、その原因を理解してはいない。
煙や熱で苦しんでいるものの、炎には気が付いていないのだ。
炎に気が付かなければ、延焼(えんしょう)は避けられない。
多くの人は、燃えるものが無くなるまで、自分が炎に焼かれていたことに気が付かないのである。
多くの人は、死を得てもまだ、自分の傲慢さに気が付かない。
身体が焼かれても尚(なお)、傲慢を手放せないでいるのだ。
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