矛盾を手放すことによって、人は、苦しみを手放すことが出来る。
多くの人が病によって苦しむのは、病が矛盾であるからだ。
矛盾は病を生じさせる。
病を手放すためには、病を受け入れなければならない。
病を歓迎(かんげい)しなければ、あなたが救われることはない。
病という矛盾を受け入れることによって、矛盾に気が付き、それを解消することが出来るということである。
わたしも長い間、腰痛と付き合ったが、わたしにとっては、付き合う期間が長過ぎて、最後には笑えていた。
痛みが激しくて、寝返りを打つのにも苦労するような有り様であったが、そうなると、怒りや悲しみを通り越して笑いが止まらないのであった。
そうなると、否定することにも疲れて来る。
腰痛を否定することに疲れた頃、わたしは開き直っていたのである。
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