しかしながら、多くの人は、他者に憧れを抱き、他者のように成ろうとする。
それは、悪いことではないが、憧れの他者に成ろうとする時に、無意識に自分を否定しているのである。
そこに悪気は無いだろうが、この世界の原因は行為であるということを忘れてはならないだろう。
そのため、自分を否定したという行為が、それに相応しい結果を導くのである。
多くの人は、人生を完成させることが出来ない。
それは、自分を生きていないからである。
自分と他者を比較する時点において、自分を生きてはいないのだ。
多くの人は、自分ではない自分の肉体を生きているのである。
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