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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2019年7月21日日曜日

追憶 2478

わたしには、どうしても肉体が自分自身であるとは思えないのである。
なぜなら、何一つ思い通りにならないからだ。
多くの人が、肉体に対して何かしらのコンプレックスを抱いている。
わたしにも、多くのコンプレックスが存在していた。
自分の肉体が気に入らなかったのである。
自分よりも背が高い人や容姿端麗(ようしたんれい)な人、頭脳明晰(ずのうめいせき)な人や手先が器用な人、運動能力に優れた人や歌が上手い人など、自分よりも優れた人と比べては、自己憐憫(じこれんびん)に陥(おちい)っていたものである。

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