宗教に属することは、人の心の弱さを肯定(こうてい)することを助長してしまう。
それは、歩くのに骨が折れるといって、近くでも車で移動するようなものである。
わたしが小学生の頃は、片道約3kmの道のりを歩いて通学したものである。
当時のわたしには、辛いことの方が多かったが、今では良い経験になったと思っている。
人生には、正解というものはないと思うが、子ども達だけで歩いて通学することによって、親に頼ることの出来ない状況が与えられたことは、わたしにとっては最善であったように思える。
下校時には、家の場所が校区の端であることもあり、一人で帰ることも多かった。
それによって、自分で考えるということや、自分で何とかしなければならないということを教えてもらえたように思える。
そして、道中には、多くの人達に助けられた。
その経験が、今のわたしを支える柱の一部となっているのである。
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