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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年7月17日火曜日

追憶 2109

始まったものは、いつかは終わるだろう。
それが、この世界の理(ことわり)である。
”神”は、始まったものに対して、同時に終わりを与えた。
生まれた命は必ず尽きる。
人は生まれ、必ず死を迎えるのだ。
生きている人間は、死の後のことを必死になって考える必要はないだろう。
それは、大抵の人が思い出すことが出来ないからである。
わたしは死後の世界を肯定(こうてい)するが、それ程重要だとは思わない。
死後の世界よりも、生きている世界の方が重要だと思うからである。
目の前の一歩をまともに踏み出せず、それをまともに踏み締められない者には、その先のことを考えても仕方の無いことだ。
世界の終末は訪れるかも知れないが、その時は潔(いさぎよ)く死ねば良いのである。
この期(ご)に及(およ)んで、”神”の救いなど求めても仕方の無いことなのである。
なぜなら、この世界には奇跡などという因果関係を無視する偶然は存在しないからである。



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