強い抵抗を伝えて、バイクは田んぼの手前で止まった。
断っておくが、速度を出し過ぎているということはない。
わたしは内省していたし、運転と景色を楽しむためにゆったりと走行していたのである。
それでも曲がらなかったために、急ブレーキを掛けたのであった。
わたしは田んぼに転落しなかったことに安心した。
そして、高まっている胸の鼓動を感じて、この状況が面白くなり、独りで笑ってしまった。
バイクを調べても異常は見付からない。
どのような状況であっても、そこには必ず学びが存在し、わたしはその意味を見出さなければならない。
また一つ、新たな課題が与えられたのである。
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