わたしは内向的な性質である。
内向的な性質とは、根が暗いとか、大人しいということではない。
わたしは非常に活発であり、多動が見られた。
小学生の頃は、授業を抜け出して学校の近くの山で遊んでいて連れ戻されるというような迷惑なガキであったのである。
そうかと思えば、非常にナイーブな性格であり、自分自身や他人の様々な言動によって気分が沈み、自責の念に捕らわれることがしばしばあった。
幼い頃のわたしは自らの性質に苦悩していたが、それと向き合わされることによって、外向的な性質に包まれた内向的な性質が自分の姿であると思うようになった。
わたしは外向的な性質によって問題を引き起こし、内向的な性質によって理解を深めるという作業をしているのではないかと思えるのである。
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