山には何も無いが、多くのものがあった。
	わたしにとって価値があるのは静寂である。
	それは、自分自身と向き合うことや、”エネルギー”の充電ができるからである。
	わたしは孤独を愛し、静寂を楽しむ。
	それが山にはあるのだ。
	それに、山には多くの生命が存在し、力が溢れているように感じる。
	それを体感することによって、わたしは活力を得るのである。
	それから、最も重要なことは、時々ではあるが、不思議な存在に出会えることである。
	以前に仲良くなった山道の子どもやアメウリノミコトのように、山には不思議な存在がたくさんいる。
	それ等がわたしを魅了(みりょう)するのであった。
	
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