すべての人は自らの学びに従って生きる。
	わたしがどれだけ良いと思えるものを施(ほどこ)しても、それがNにとっての良いと思えるものでなければならないのである。
	今のNが求めているのは、実社会の中に幅を利かせている考え方(常識)なのであろう。
	わたしは生まれてからの約20年間の暮らしで、常識に対して嫌気が差している。
	わたしは、この数年間をわたしの中の革新的な考え方や価値観を手にするために生きてきた。
	自殺を考え直したあの日から、わたしは自分自身の生きる道を探し続けて来たのである。
	わたしが常識的な人生(生き方)に戻ることはない。
	あの道は苦しいのである。
	わたしとNの求める道は、正反対と言っても過言ではないだろう。
	そのため、わたしたちが離れていくのは当然の結果なのである。
	
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