お金に対する欲求が悪いというのではない。
わたしには多くのお金が必要ないというだけである。
わたしには、必要な分だけあれば良いのだ。
しかしながら、多くの人はそのようには感じず、多く所有する方が安心するようである。
実際にはNの話す奥さんに会ったことが無いため、すべては推測の域を脱しない。
そのため、わたしがここで話している内容は一般的にはとても失礼なものであることは自覚している。
しかしながら、このように書かなければならないのは、Nの思想がわたしの思想からは離れてしまった事実が存在しているからなのである。
Nは価値観の中にお金に対する種を蒔(ま)いた。
それは、奥さんからもらった種であろう。
わたしはNとの価値観の違いに戸惑った。
わたしには、今のNが世俗的な普通の人に見え、純粋さを失っていくように思えた。
一人暮らしを始めてから、Nが世間の汚れに汚されていくように思えたのである。
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