わたしが何をすべきであるのかは、天使文字の中に記されているのかもしれない。
とは言え、わたしにはそれを解読することはできなかった。
わたしにできることは、導かれるままにこの身を委(ゆだ)ねることくらいであるだろう。
わたしは地道にコツコツと自分のやるべきことを探していくつもりである。
天使文字が入り込んだHさんの心の中に入り込んだわたしは、そこで得られる感覚はないかと意識を集中していた。
すると、わたしにはHさんの明るい面の感情が感じ取れた。
楽しい、嬉しい、優しい、温かい…
このように、Hさんに対する良い印象が次々にわたしの中に流れ込んでくるのである。
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