良いことをすれば気分が良い。
それが良いことなのか悪いことなのかは、自らの心がその気分によって教えてくれる。
それが常識としては良いことであったとしても、それをした後に気分が良くないのであれば、それが良いことであるとは言えないであろう。
わたしは天から降り注ぐ光と、それに包まれて上昇していく人影を眺めながら、自らの心が非常に満たされているのを感じていた。
それは大好きな人に会った時のような喜びをわたしに導いてくれる状況であった。
わたしはこの状況を素晴らしいと思った。
できる限りこの状況の中で、この心境で在りたいと思うのであった。
光の先に消えていく人影を見送り、わたしは大きな充足感と少しの寂しさを覚えた。
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