わたしがそうであるように、多くの人は苦しみというものをコントロールすることができていないであろう。
苦しみに対する認識も感情も行動も、大抵は野放しの状態にあるのだ。
多くの人は苦しいことに在って苦しみを感じている。
それは、苦しみというものをコントロールすることができていない証なのである。
すべての認識や感情や行動がコントロールされるなら、すべての人は幸福に向かう。
自己をコントロールすることによって、失敗が成功に導かれるようにして、苦しみは喜びに導かれる。
そのためのコントロールが必要なのである。
しかしながら、人は過去のトラウマによって束縛されているため、そのコントロールは容易なことではないのだ。
多くの人はそれが当たり前だと思っているし、変わることなどないと思っている。
何故だか、諦めているのである。
それを本人が自覚していないこともあるので、苦しみからの束縛を断つことは難しい。
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