光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2013年3月28日木曜日
追憶 401
それから間も無くして、わたしは自分の視線が上空に向けられていることに気が付いた。
全く意識をせずに視線が空の黒を捉える。
視線に引かれるようにして顔が空を仰いだ。
そして、何かを追うようにして眼球が意思の外で動く様はとても不思議であった。
わたしは得体のしれない何かを目で追っているのだろう。
しかしながら、視線の先には空の黒があるだけで何も掴むことはなかった。
目には映らない何かがあるのであろうか?
わたしは得体のしれない何かに対して、意識を集中してみた。
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