光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2013年3月19日火曜日
追憶 392
今のわたしに捉えることができるのは、暗闇の中で涙を流す女だけである。
怒りの感情に支配され、物凄い速度で移動する女を捉えることはできない。
結果がどのようなものになるのかは分からないが、今のわたしにできることをする以外にこの問題を解決する方法は無いであろう。
わたしは目の前で涙を流す女を「処理」することが問題の解決に対して有効であると、わたしは無意識の内にそう確信していたのである。
わたしは大きな意志に導かれるようにして、涙を流す女に向かって光の杭を投じた。
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