恐れに支配された人生や人格は詰まらない。
恐れを支配し、人生や人格は自由である方が楽しいのである。
甘やかされ、苦しみに立ち向かうことが無かった人の人生や人格には自由が乏しい。
苦しみに立ち向かう経験を持たない人の言葉には、深みや重みといったものが無いのである。
知識だけを蓄積し、何かを分かった気になっている人がいるが、そのような人の言葉には説得力が無いのである。
それは、出汁を取らない料理のようなものだからである。
詰まらないお店であっては、それでも許されるだろう。
詰まらないお店に訪れる人は、詰まらない料理を納得しているからである。
しかしながら、中にはそれに納得しない人もいる。
そのような人は、自分が詰まらない人格であるにもかかわらずに、楽しい人生を望んでいるのである。
料理を作り、見ず知らずの他人に提供したこともないくせに、店の料理を批判しているようなものなのだ。
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