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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年4月11日水曜日

追憶 2012

部屋中に充満している黒い霧の中の顔は、老女の友ということである。
当然のように、老女は彼等を友とは認めないだろうが、この世界において時間を共有している相手は、それがどのような人物であろうとも、皆、友なのである。
憎しみ合っている人達がいるが、彼等は相手が友であることを知らない。
彼等は互いに憎しみ合うという"遊び"を行い、そこから学んだことで成長するのである。
老女と黒い霧の中の顔は、幸福を求めて不幸を実現させるという"遊び"を一緒に行なっている友なのだ。
一緒に遊んでくれている相手を敵視するのは無礼であるということを理解しなければならないだろう。
一緒に遊んでくれる相手がいなければ、人が学びを理解することは難しいのである。
一緒に遊んでくれる相手に感謝するのは、当然のことなのである。

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