心を鎮(しず)めて待つと、人影が腕を前方へと差し出した。
それは、精一杯の意思表示だったのかも知れない。
人影が指した方を追っていくと、そこには神棚があった。
人影は神棚について、わたしに何かを伝えたいのであろう。
神棚を見ると、確かに黒いものを感じる。
肉眼では分からないが、霊的に見ると黒い靄(もや)がかかっているように思えるのだ。
それは、恐らくネガティブなものであるだろう。
人影はわたしに、このことを伝えたかったのであろうか?
人影が神棚を指したことの真意は分からないが、黒い靄は処理しなければならないだろう。
わたしは神棚に対して意識を集中した。
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