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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2018年4月26日木曜日

追憶 2027

大男は、所謂(いわゆる)神という存在であるだろう。
霊体ではあるが、より格の高い存在であるように思える。
感覚では、自然の神の部類なのではないかと思われる。
大男は、全身からアニメなどの描写のように赤い闘気(とうき)を放っていた。
怒りの感情が空間を振動させ、まるで説教を受けている時のような張り詰めた空気である。
大男は何に対して気を張っているのだろうか?
わたしはその原因を探した。
すると、その答えは、大男の尻の下にあった。
見ると、大男は大蛇に腰掛けていた。
黒い鱗(うろこ)が美しい大蛇を押さえ付けているのである。

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