それは、大男と大蛇が破滅的な状態にあることを伝えているのであろう。
争うことや命を奪うことを、わたしは必ずしも悪いことだとは思わない。
それは、自然界の理(ことわり)であるからだ。
この世界に生まれた命は、別の命に支えられている。
命は別の命を得ることによって、存在することが出来るのである。
命を存続するためには、別の命を得る必要があるのだ。
それは、結果的には争うことや奪うこととなるだろう。
しかしながら、それは命を守るためや存続するための行為である。
わたしが大男と大蛇の状態にネガティブな反応を示すのは、彼等の争いが自然界の理に根差してはいないものだからであろう。
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