このブログについて

自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2017年2月18日土曜日

追憶 1622

今ではきっと、あのウバメガシも陽を得られずに枯れているだろう。
だから、わたしは夢の中であろうとも、懐かしさに心が踊っていた。
布団から起き上がると、わたしはいつの間にかに裏庭にいた。
隣には母親がいて、一緒に裏山を見上げている。

「今日は山のお祭りだから、早く準備してね」

母親はそう言ったが、そんな祭りがあったろうか?
わたしは記憶を辿ったが、どこにも見当たらなかった。
しかしながら、夢の中のわたしはそれを妙に納得しているのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿