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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2016年6月27日月曜日

追憶 1386

わたしたちには時間が限られていた。
長居はできないのである。
古代文明の目新しい発見がない(見ても分からない)のと、フェリーの時間が迫っていることを理由に、わたしたちは来た道を引き返した。
Rは子ども特有の切り替えの早さを発揮して、楽しそうに前方を駆けた。

帰りのロープウェイも混んでいた。
来た時とは逆に、途中までは大型のゴンドラに大勢が詰め込まれた。
途中からは、一組ずつ小型のゴンドラに乗ることができる。
小型のゴンドラが目の前に到着すると、Rがいち早く飛び乗った。
わたしたちはそれに続いた。

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