光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2014年5月26日月曜日
追憶 625
Kの背中の中、光が生まれる場所にあったのは鳥の翼であった。
白い翼が圧縮されて収まっているように見える。
卵の中に雛(ひな)がいるなら、多分このような姿であろう。
わたしはこの光景に驚きはしなかった。
それは、大天使ミカエルが自分自身の中にいた時にも同じものを見ているからである。
Kの背中の中に存在しているのは天使で間違いないだろう。
しかし、Kの中に天使がいるのはある種の驚きではあった。
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